相談相手
世のビジネス諸氏は、仕事上の悩みがあった時に相談をする相手というものがいるだろうか?
例えば、上司・同僚・飲み友達・学生時代の友達など・・・
自身を取り巻く環境で、仕事の悩みを本当に理解して相談に乗ってくれる人に、
的確なアドバイスを貰うことは、貴重な成長の糧となる。
かくいうロン子も、最近は仕事の悩みがつきないので、思い切ってとある人に相談してみた。
その、相談相手とは・・・転職の際にお世話になったエージェントであった・・・
~ロン子のお悩み相談~
エージェント(以下めがね君):「本日はお暑いところわざわざお越しいただいてありがとうございます。」
ロン子:「いえ、いえ、深刻に悩みすぎていて、電車を見るたびに飛び込んでしまいそうな今のロン子にとっては夏の暑さなんて屁でもないです。」
めがね君:「・・・は、はぁ。それではさっそくですが、転職していかがですか?」
ロン子:「なんというか・・・イメージしていたものとさほどはズレていないのですが、どうもなじめなくて・・・」
めがね君:「最初のうちは誰でもそうですよ。三ヶ月シンドロームと言ってですね。最初の三ヶ月は無我夢中で仕事や環境を覚えるので、あまり後ろ向きな事は考えないんですけど、三ヶ月くらいたつとなんとなく慣れてきてですね。今のままでいいのだろうかって思う人は多いんですよ?」
ロン子:「ロン子はまだ一ヶ月半です。」
めがね君:「・・・き、きっと、環境に慣れるのが早いんですよっ。」
ロン子:「ロン子は、きっと、誰からも相手にされなくて、必要とされていなくて、きっときっと周りの皆に陰口たたかれているんです。」
めがね君:「そんな事はありませんよっ。だって、ロン子さんの今の案件は、ずっとずっと決まらなくて、やっとロン子さんで決まったんですよ?」
ロン子:「え・・・そうなんですか?」
めがね君:「そうですよ!それに、ロン子さんの応募した会社は、最終面接までいった人でもバシバシ落とすので有名なんですよ。」
ロン子:「え・・・そうなんですか?」
めがね君:「そうですよ!それに、ロン子さんのお力があれば、必ず結果を残すことが可能ですよ。」
(段々ロン子元気になる)
ロン子:「そ、そうかなぁ・・・?わ、私でも出来るのかなぁ・・・?」
めがね君:「大丈夫です!ロン子さんならきっとできます。ささ、悩まないで下さいね?」
ロン子:「分りました、なんか希望が見えてきました!」
めがね君:「そうでしょう、そうでしょう。それでは、お元気で。」
~ここまで 15分くらいで終わり~
以上のように、ロン子はとっても元気になって帰ったのである。
さて、この会話を見て、ビジネス諸氏はいかに感じたであろうか。
本日のお言葉:豚もおだてりゃ木に登る