悪口 | business&poem

悪口

他人の悪口を言う事は、ビジネス諸氏であれば当然あろう。

悪口を言うことにより、ストレスを発散させたり、楽しみになってしまったり、時には会話が弾んでしまうこともある。


しかしながら、悪口ばかり話している自分の事を考えると虚しくなることもある。

それは、自分が悪口を言われているかもしれないからではないだろうか。

でわ、言われたくない悪口とはなんであろう?


ロン子が一番言われたくない悪口・・・それは・・・


「不感症」


敗北感に付きまとわれる。

では、どうして敗北感にかられるのであろう?


知人曰く「反論すると虚しくなる悪口」だからだ。

なるほど、そうかもしれない。


具体的に考えてみると・・・


Aさん「大体、ロン子さんのそういうところが気に入らないのよっ!」

ロン子「あらあら、何をそんなに躍起になっているの?」

Aさん「なんなのよ、その態度・・・。このっ・・・不感症っ!」

ロン子「な・・・何よ・・・っ!あたしは、不感症じゃないわよっ!」

Aさん「じゃぁ、なんだって言うのよぉ?ええ?」

ロン子「あたしだって、あたしだって・・・感じるものっ!」


このように、反論するのも小っ恥ずかしい悪口を言われると、いくら理不尽であろうとも完敗である。

では、このような状況に出くわした時、人はどのように対処すればよいのであろうか。


「悪口は意地の悪い人の慰めである。」(シューベル)

結局、自分を慰める為に言うのが悪口である。


そこで、上記会話でロン子が反論するとすれば・・・


Aさん「なんなのよ、その態度・・・。このっ・・・不感症っ!」

ロン子「な・・・何よ・・・っ!Aさんこそ、不感症でしょう?」

Aさん「なんなのよ、ロン子さんこそ、ロン子さんこそっ・・・。不感症っ!」

ロン子「うるさいわね!Aさんこそ、不感症に決まってるわっ!」

Aさん「ロン子さんこそ、ロン子さんこそ・・・」

       (※繰り返し)


このように相手の慰めに付き合わない為にも、同じ悪口を言うことで、負けを回避できるのである。