戌年
今年は戌年。戌年といえば、ロン子にも関係のある言葉がある。
そう、このブログのProfileにもあるように、ロン子の目指すもの・・・。
それは、「論理的でありながら情緒的でもある、『ステキな負け犬』を目指すこと」。
ところで、ロン子の定期購読新聞「日経」に、数日前、こんな記事が掲載されていた。
記事によると、日本語学習者は世界で235万人。実にここ15年間で3.2倍に増えているという。
その要因の一つに、マンガブームを挙げている。日本経済に支えられた実利的な日本語ブームのみならず、日本文化やサブカルチャーへの興味が日本語そのものへ「ジャパン・クール」として広がりをみせている。
「フランスでは『ZENN(禅)』、中国では『武士道』。『マジ?』『カワイイ』『ヤメテ』日本語がそのままテレビで流れる。台湾では『小顔』『美脚』など日本のファッション用語が日常会話に定着する。
『未婚で子供もなく三十歳代の女性』を『戦敗犬』と呼ぶことすらある」。
(2006年1月5日(木)日本経済新聞 「ニッポンの力」 抜粋)
んんん・・・ちょっと、ちょっと、お待ちンスッ!
なんなの、その、『戦敗犬』って!
「負け犬」という言葉には、世間のクダラナイ偏見を嘲笑しながらも生きていく女性達が、自身を卑下しつつもプライドを持って生きていく・・・という、なんとも逞しい精神的な意味が込められていると思っていたのに・・・。
『戦敗犬』って言われたら、なんだか、戦いに本気で敗れて立ち直れないみたいじゃないのよっ!
第一、いつ誰と何処で戦ったんだっちゅうのっ!!
『戦敗犬』って・・・これも「ジャパン・クール」なワケ??